「虹の天気図」 展(konya-gallery)との共同企画として、「Lounge01」を開催します。今回は、座談会形式で「虹の天気図」に参加している若手作家を中心に、「アジア」や「福岡(九州)アートシーン」等についてクロストークを試みます。進行はアジアのアート事情やオルタナティブスペース等に詳しい江上賢一郎さん(アート・アクティビズム研究/写真家)、趙純恵さん(福岡アジア美術館学芸員)。出発前の空港ラウンジで歓談するように、これからのことをざっくばらん話す機会にしたいと思います。お気軽にご参加ください。
日時 | |
会場 | konya-gallery |
住所 | 福岡市中央区大名 1-14-28 紺屋2023 201号 |
参加費 | 500円(ドリンク+軽食付き) |
申込 | 不要 |
ゲスト |
生島国宜(画家) 角田奈々(写真家) 八頭司昂(絵描き) 山内光枝(アーティスト) 寺江圭一朗(アーティスト)※ネット参加 |
進行 |
江上賢一郎(アート・アクティビズム研究/写真家) 趙純恵(福岡アジア美術館 学芸員) |
司会 | 原田真紀(キュレーター) |
<登壇者プロフィール>
生島国宜(画家)
福岡を拠点に活動。主な展覧会歴にIAF SHOP*(2007,09)、art space tetra(2008)、ヤマネアートラボ(2014,15)、ミヤケファインアート(2014)、ヤマキファインアート(2014,16)、TAGSTA(2015)、Art Base百島(2015)、九州産業大学美術館(2016)。
2014年にアパレルブランド「Dior」の創業者Christian Diorの肖像画を委託制作。DJイベント「fog」にて美術担当。薬院サルー祭りではスペイン料理店「イビサルテ」にて毎回DJ担当。「Fantastic Popcorn Boys」というユニットではアメコミ映画をみんなで見るイベントを行い、アメコミ文化の啓蒙普及を行っている。
展覧会やイベントの企画も手掛け、自主企画「瞼を透かして見る夜」では福岡の一部好事家の皆様を大変喜ばせた模様で、その後オーガナイズ業が画業を圧迫し始めたため、すいませんちょっと絵の方が忙しくて…という逃げ口上を多用し始める。
https://iximakuniyosi.blogspot.jp/
江上賢一郎(アート・アクティビズム研究/写真家)
1980年福岡県生まれ。早稲田大学、ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。留学中よりアートとアクティビズム、オルタナティブな自立空間のリサーチを開始。現在は香港・台湾・韓国などの東アジアを尋ねドローイング・写真制作をしながらフィールドワークを行う。また東アジアのアクティヴィズム、アート、コミュニティプロジェクトの領域を横断するネットワーク作りも行っている。
http://www.kenichiro-egami.com/
角田奈々(写真家)
1986年福岡県生まれ。2010年 九州産業大学大学院芸術研究科写真専攻前期博士課程修了。
2008〜2011年 Asia Photographer’s Gallery(福岡)を運営、2014年〜photographers’gallery(東京)を運営。
主な個展に、2008年 「狭間」Asia Photographer’s Gallery(福岡)、2009年「母 57 歳」新宿ニコンサロン(東京)、2010年「地」Asia Photographer’s Gallery(福岡)、2013年「苦いマンゴー 〜ベトナムの地に触れて〜」新宿ニコンサロン(東京)・photographers’gallery(東京)、2015年 「家族の時・母 57 歳」photographers’gallery・KULA PHOTO GALLERY(東京)、2016年「photographers’ gallery企画 土地を紡ぐ『ベトナムの風に吹かれて』」KULA PHOTO GALLERY。2017年「母とあの時・ベトナムへ」photographers’gallery・KULA PHOTO GALLERY(東京)
グループ展に、2009年「ただいま―九大生AQAプロジェクトによるアジア現代美術展」ギャラリーアートリエ(福岡)、2010年 「手と眼のディスクール」ギャラリーアートリエ、2016年「土地を紡ぐ」福岡アジア美術館(福岡)など。2016年「Local Prospects 2 アイデンティティ」三菱地所アルティアム(福岡)。
趙純恵(福岡アジア美術館 学芸員)
1986年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
東アジアの近現代美術および移民史の調査をしながら東アジアを中心とする地域で展覧会企画の仕事をしてきた。現在、福岡アジア美術館学芸員。
寺江圭一朗(アーティスト)
1981年広島生まれ。2005年より共同アトリエ3号倉庫でのレジデンスプログラムをきっかけに福岡を拠点に制作活動をする。2013年アトリエ兼多目的スペースとして+100P(ぷらすひゃくぴー)を福岡市西区今津に設立。現在アトリエ利用者募集中!!2016年8月より中国重慶での在外派遣研修中。2018年1月帰国予定。
原田真紀(キュレーター)
元田川市美術館学芸員。福岡アジア美術館、九州芸文館準備室にてパートタイム学芸員後、フリーに。企画展:「立石大河亞展」(1999)、「描かれた<筑豊>」(2002)他。キュレーション担当:「はじまりはここから」(九州芸文館、2013)、博多阪急ARTCUBE(2013~)、「“直観”のジオラマ展」(福岡市美術館特B、2014)、「MEIJIKAN/HOTEL ART IN」(2016)他。執筆に岡林洋編著『川俣正 アーティストの個人的公共事業』(美術出版社)。ママと子どものアートじかんプロジェクト代表。2016年よりAsian Arts Air FUKUOKAメンバー。
八頭司昂(絵描き)
1990年生まれ。絵描き。福岡、佐賀を中心に活動。近年の主な展覧会はTAGSTÅ「chromatic drawing」(2015)、九州芸文館「景色のそこへ、そこの景色へ」(2016)、ヤマネアートラボ「八頭司昂 新作展」(2016)、田川市美術館「沸点」(2016)など。現在、旧佐賀清和学園の男子寮をアトリエとして構える。2階を個人アトリエ、1階を共同スペース「CAP studio」とし、今秋、佐賀県民プロジェクト「佐賀さいこうアートプロジェクト2017」の補助事業としてグループ展「アート開拓事業」を行った。Asian Arts Air FUKUOKAメンバー、Cultivation art project代表。
山内光枝(アーティスト)
1982年福岡県生まれ。2003年キングストン大学(英国)ファウンデーションコース修了、2006年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ(英国)BAファインアート卒業。2013年チェジュ・ハンスプル海女学校(済州島)卒業。2015年 文化庁新進芸術家海外研修員。2016年 国際交流基金アジアセンター、アジア・フェローシップ受託で、フィリピンにてリサーチ・展覧会を行う。
近年の展覧会に、2013年「Landings, The World Turned Inside Out」ヴィッテ・デ・ウィット現代美術センター ロッテルダム(オランダ)、2014年「想像しなおし」福岡市美術館、2015年「対馬アートファンタジア」対馬市内各所(長崎)、2015-16年 個展「Human Seascape | 海の目」シリマン大学ギャラリー、フィリピン大学ブルワガンギャラリー(フィリピン)、2015年「Local Prospects | 海をめぐるあいだ」三菱地所アルティアム(福岡)2016-17年「19th DOMANI・明日展」国立新美術館(東京)、2017年個展「When the Solid Begins Turning Fluid」欧州文化首都パフォス2017、Apotheikes Gallery(キプロス)などがある。
http://terueyamauchi.blogspot.jp/