Gate 02
Chongqing, Fukuoka, Seoul

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インドネシア、マレーシア、フィリピン、ヨルダンの作家と福岡の作家による現代美術展「BAREHANDS, Asian Artist Residency Project – FUKUOKA」(4/29~5/10福岡市、宗像市ほか)。参加作家であり、運営にも携わった宮田君平と武内貴子による、福岡でアジア作家のレジデンスや展覧会を開催する意義や課題についての対談。
企業の助成金や文化庁の研修制度を利用し、中国・重慶に一年半滞在することとなった美術家の寺江圭一朗。事前のリサーチを終えて一時帰国した寺江に、これまでの経過や重慶でのプランを聞く(聞き手/牧園憲二)。
韓国の美術大学へ留学し、昨年までソウルに在住していた小栗栖まり子による、現地アーティストの活動状況やソウルのアートスペース、ギャラリー、レジデンス施設の最新情報のリポートなど。

archive http://asian-arts-air-fukuoka.net/archive/#gate02
日時 2016年7月9日(土)14:00-16:00  終了しました
会場 唐人町寺子屋 とらきつね(福岡市中央区唐人町1-1-1) 
ゲスト 寺江圭一朗(美術家)→ 重慶・中華人民共和国
武内貴子(美術家)、宮田君平(美術家)→ 福岡(BAREHANDS, Asian Artist Residency Project)
小栗栖まり子(キュレーター/美術家)→ ソウル・韓国

<ゲストプロフィール>

寺江圭一朗(美術家)
1981年広島生まれ。2005年より共同アトリエ3号倉庫でのレジデンスプログラムをきっかけに福岡を拠点に制作活動をする。2013年、アトリエ兼多目的スペースとして+100P(ぷらすひゃくぴー)を設立。以降ひっそりと運営中。2015年リヨンビエンナーレ参加。2014年福岡県文化会館建設50年記念「とっとっと?きおく×キロク=」参加。2013年沖縄のコザにあるARCADEで個展。など。今年の夏より文化庁新進芸術家海外研修制度、ポーラ美術振興財団在外研修助成を利用して中国重慶で一年半調査研修を行う予定。
http://www.terae.info/

武内貴子(美術家)
1979年福岡生まれ。福岡教育大学大学院美術科修了。主に日本文化のひとつである「結び」をテーマとしたインスタレーション作品を制作。2006年青森国際芸術センターアーティストレジデンス、2007年大阪カレイドスコープ、2008年ピクニックあるいは回遊(熊本市現代美術館)、2009年ART LOVE JAZZ(三菱地所アルティアム)、2010年Refugee(スウェーデン)、2011年博多アートステージ(アミュプラザ博多)、2012年A as A Project(中国)、2013年海と山を結ぶ坂道(神戸CAP STUDIO Y3)など。国内外問わず活動、ワークショップ等も多数開催。
www.takako-takeuchi.com

宮田君平(美術家)
1981年宮崎県生まれ。2006年福岡教育大学大学院美術教育過程修了。卒業後、某デザイン事務所勤務、某現代美術家のスタジオアシスタント等を経て、2011年頃から独学独歩でインストールの仕事を請け負うようになる。現在は2M design LAB.名義でアートに関わるデザインの仕事を行い、MIYATA ART CONSTRUCTION名義で国内外の多数の現代美術の現場に関わる。インストールの仕事を始めたのとほぼ同時期に自身での作家活動も開始し、発表の度毎に、長距離を移動したり、モデルに扮したり、海を泳いだり、飛んだり跳ねたり、異なるアプローチで自分の身体を使ったパフォーマンスを伴う作品を発表している。近年の展覧会に、糸島国際芸術祭2014(福岡)、The Mildura Palimpsest Biennale #10(オーストラリア)等がある。

小栗栖まり子(キュレーター/美術家)
1985年生まれ、姫路出身。大学時代より韓国に関心を持ちはじめ、2010年より韓国政府招請留学生として約5年間ソウルに留学。「絵肌(マチエール)」をテーマに作品制作や研究活動を行っている。昨年日本に帰国後、現在は福岡で活動中。気が向くとふらっと韓国の気になる美術館やギャラリー、アートスペースを覗きに行っている。