昨今、韓国との文化的交流がますます盛んな福岡。2016年も宮田君平が「ASIA YOUNG 36」展に参加し、古賀義浩は「筑後アート往来」の一環としてHongti Art Centerに2か月間滞在制作している。今回、「釜山ビエンナーレ2014特別展アジアン・キュレトリアル」キュレーターの花田伸一を聞き手に、福岡と韓国のアートシーンについて、またこれからの文化的交流の可能性について語る。
AAAF初のマレーシア報告は、研究者の石松紀子によるクアラルンプールやコタキナバルのギャラリー、アートスペース、展覧会の情報など。
日時 | 2017年1月28日(土)16:00-18:00 ※15:30開場 |
会場 | OTIANO |
アクセス |
福岡市草香江2丁目2-32 地下鉄七隈線「六本松駅」、西鉄バス「六本松(福銀前) 」より徒歩4分 |
参加費 | 300円(別途要ワンドリンクオーダー) |
定員 | 20名(要予約) |
申込方法 | FBイベントもしくはメールは、asian.arts.air.fukuoka@gmail.com までお願いします。 ※メールの際は上記アドレスからのメールを受け取れるよう設定願います。 |
ゲスト |
花田伸一(キュレーター)→ 釜山・韓国 宮田君平(美術家)→ 完州・韓国 古賀義浩(美術家)→ 釜山・韓国 石松紀子(研究者)→ クアラルンプール、コタキナバル・マレーシア |
<ゲストプロフィール>
花田伸一(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
1972年福岡市生/佐賀市在住。北九州市立美術館学芸員、フリーランスを経て2016年より現職。2009年国際交流基金タイ、ラオス、カンボジア調査員。2009年チェンマイ滞在調査。2011年釜山滞在調査。2012年「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」に係るタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム調査。2014年「釜山ビエンナーレ2014特別展アジアン・キュレトリアル」キュレーター。国内での主な企画「6th北九州ビエンナーレ~ことのはじまり」「千草ホテル中庭PROJECT」「ながさきアートの苗プロジェクト2010in伊王島」「街じゅうアートin北九州2012 ART FOR SHARE」「ちくごアートファーム計画」。
宮田君平(美術家)
1981年宮崎県生まれ。2006年福岡教育大学大学院美術教育過程修了。卒業後、某デザイン事務所勤務、某現代美術家のスタジオアシスタント等を経て、2011年頃から独学独歩でインストールの仕事を請け負うようになる。現在は2M design LAB.名義でアートに関わるデザインの仕事を行い、MIYATA ART CONSTRUCTION名義で国内外の多数の現代美術の現場に関わる。インストールの仕事を始めたのとほぼ同時期に自身での作家活動も開始し、発表の度毎に、長距離を陸路移動したり、モデルに扮したり、海を泳いだり、飛んだり跳ねたり、異なるアプローチで自分の身体を使ったパフォーマンスを伴う作品を発表している。最新作ではYoutuberに扮してYoutubeを素材に作品を展開。
近年の展覧会に、2015年、The Mildura Palimpsest Biennale #10(オーストラリア)、2016年、ASIA YOUNG 36(韓国)、LIFESTYLES展(ドイツ)等がある。
古賀義浩(美術家)
1986年福岡県生まれ。2009年多摩美術大学美術学科彫刻学部卒業。近年の主な活動歴に、個展2016年「water and where there is water 」(Hongti Art Center/釜山)など。また、2014年「ネガティヴ・アフター・イメージ」(アキバタマビ21、アーツ千代田3331/東京)、2016年「行雲流水 青木野枝+古賀義浩」(Operation Table/福岡)などのグループ展あり。
http://www.yoshihiro-koga.com/
石松紀子(研究者/大学職員)
福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程修了。福岡アジア美術館などを経て、現在長崎大学多文化社会学部戦略職員。2011-2012年に日本財団アジア・フェローシップを得て、タイとマレーシアで現地の美術について滞在研究調査を行う。2015年より3年間の科学研究費助成を得てマレーシア美術について研究調査を実施。