Gate 07
Taipei, Tainan, Shanghai, “SUNSHOWER”

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7回目となる今回は佐賀大学芸術地域デザイン学部の学生有志が中心となって結成された「Cultivation Art Project(佐賀県民プロジェクト「佐賀さいこうアートプロジェクト」助成事業)」との連携企画として、佐賀での開催となります。佐賀在住のギャラリーオーナーや佐賀大学の学生、福岡アジア美術館学芸員を交え、福岡と佐賀、アジアの多角的なつながりの構築を目指します。

ギャラリーオーナー北島敬明による台湾で開催された 00000 ” ナユタ” の出版記念イベント「NAYUTA 365 日日無限」の報告、また台湾在住のイラストレーター、アートスペースの紹介。【聞き手:八頭司昂(絵描き/AAAF)】。
佐賀大学に留学中の崔新宇による上海で行われた展覧会のリサーチ報告、アートスペースの紹介。【聞き手:石原雅也 (佐賀大学芸術地域デザイン学部)】
福岡アジア美術館の学芸員、五十嵐理奈による「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」から紐解く、80年代からの福岡と東南アジアの美術交流についてのトーク。
台南の「Soulangh Artist Village」にレジデンス中の牧園憲二とskype中継。

日時 2017年11月5日(日) 16:00〜18:00 終了しました。
会場 CAP Studio
住所 佐賀県佐賀市与賀町 1342 アート葉隠 1F (旧佐賀清和学園 啓明寮)
参加費 無料
申込 不要
ゲスト 北島敬明(パハプスギャラリー オーナー)→ 台北・台湾
崔新宇(佐賀大学 芸術地域デザイン学部)→ 上海・中国
五十嵐理奈(福岡アジア美術館 学芸員)→ サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで
牧園憲二(美術、映像)→ 台南・台湾 ※skype参加
備考 19:00より同会場にて打ち上げを開催します。ガパオ、ルーロー飯、カレーなどを用意していますので、ぜひご参加ください。(参加費:500円)

<ゲストプロフィール>

北島敬明(パハプスギャラリー オーナー)
「パハプスギャラリー」、「Design Office and Shop 1.5」のオーナー。アートディレクター、デザイナー。伝統工芸品や地酒のデザイン、地元アーティストによるオリジナル商品ブランドのADなど、そこにあるものの良さを丁寧に掬い出し発信する仕事を多く行う。今年からアーティストを紹介する出版部門「PERHAPS PRESS」を立ち上げ、10月に創刊号をリリース。また地元の良いもの・こと・ひとの情報をウェブサイト「onsitu」でも発信中。

崔新宇(佐賀大学 芸術地域デザイン学部)
1993年 中国 大連 生まれ
現在 佐賀大学芸術地域デザイン学部 地域デザイン研究科 地域マネジメントコース 在籍

五十嵐理奈(福岡アジア美術館 学芸員)
一橋大学大学院で文化人類学を学び、1999-2000年に刺繍布カンタの文化人類学的調査のため、バングラデシュの村に滞在。2001年に「ベンガルの刺繍カンタ」展(福岡アジア美術館)に携わった後、2003年より現職。これまでに調査し企画した展覧会は、バングラデシュの現代作家「二ルーファル・チャマン」(2007)、「魅せられて、インド。-日本のアーティスト/コレクターの眼」(2012)、「もっと自由に! ガンゴー・ヴィレッジと1980年代・ミャンマーの実験美術」(2012)など。現在、ミャンマーの美術作家のライフヒストリー調査に取り組んでいる。
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/

牧園憲二(美術、映像)
1983年福岡県生まれ。2011年より福岡を拠点に活動を始める。主な展示、2012年「news」Studio Kura Gallery、2013年「jog video art exhibition」Shilpakala Academy, チッタゴン・バングラデシュ、2016年「hari/pass」art space tetra、「景色のそこへ、そこの景色へ」九州芸文館。また糸島国際芸術際「糸島芸農」やオルタナティヴ・スペース「art space tetra」、アジアと福岡の多角的な関係の構築を目指すトークイベント「Asian Arts Air FUKUOKA」などの共同運営にも携わっている。